2001年6月24日、ブリティッシュカウンシル主催のIELTS(International English Language Testing)を受験してきました。その報告をしたいと思います。
・ インターネットでIELTSの受験要項*、及び申込書を入手する。ものすごいページ数なので驚く。
| *受験要項の主な内容・・・ |
テスト日程・申し込みの手順・当日のタイムテーブルなどの他、IELTSに対応した教材や模擬テスト、準備コースなどの紹介もある。(全て日本語) |
・ 支払いは銀行振込。振込票のコピー、返信用封筒、申込書などを入れて希望する受験日の1ヶ月前までに送付する。
・ 受験日の2週間くらい前に受験票とhandbook**が届けられる。この時点まで受験日がいつになるかはっきりとわからないのが不便だと思った。(自分が申し込んだとき、すでに定員オーバーになっていると次の受験日にまわされてしまうが、こちらから電話等で申し込み状況について問い合わることは一切できない)
| **handbookの主な内容・・・ |
ブリティッシュカウンシルやIELTSの概略、各モジュールの説明、結果表の見方などに加え、どのような過程を経てテストが開発、改良されるのか、といった点についても記述がある。各モジュールの説明は詳細にわたっており、例題も豊富なので、かなり参考になった。(全て英語) |
・ 会場に到着後、受付を済ませる。受験票だけでなく身分証明書(パスポートなど)が必要で、これがないと受験資格を失う。
・ テスト開始
| 1. Listening(全受験者共通) |
| 時間 |
:30分 |
| 問題数 |
:40問 |
| 特徴 |
:インストラクションは全て英語 |
| :1回しか聞けない |
| :問題が始まる前に問いに目を通す時間がある |
| :自分の答えを確認する時間がある |
| :表を埋める形式のものが多い:日常生活における場面(例:部屋を借りる)と、よりアカデミックな場面(例:大学の講義など)の2つに大別される |
| 2. Reading (Academic/Generalの2コースにわかれる)
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| 時間 |
:60分 |
| 問題数 |
:40問 |
| 特徴 |
:Academic/Generalで別々の問題用紙が配布される。私はGeneralの方を選択したが、ほとんどの人はAcademicの方を選択していたようだった。
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| :True or False Questionが多かった。 |
| :問題は広告、講演などの内容についてで、社会生活に関係するものが多い。 |
(休憩)
| 3. Writing (Academic/Generalの2コースにわかれる)
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| 時間 |
:60分 |
| 問題数 |
:2問(Generalコースは手紙を書く/ある主張に対して賛成・反対の意見を述べる、の2問) |
| 特徴 |
:Generalコースの1問めは、奨学金を申請する手紙を書く、というタスクだった。150words以上書かないと減点となる。
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| :2問めは、ホームドラマが増加していることと地域社会の交流が減少していることの間に関連性があるかないか、自分の意見を明確にして、さらにその理由も述べる、というタスクだった。こちらは250words以上書かないと減点となる。
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| :文法的なミス、綴りのミス、さらに論理の展開に無理がある場合などは減点。 |
(休憩)ここでいったん全員会場を出る。スピーキングの会場や時間を確認し、その時間までは自由に過ごすことができる。
| 4. Speaking (全受験者共通) |
| 時間 |
:15分程度 |
| 特徴 |
:自己紹介のあと、簡単に日常会話をする。 |
| :タスクは、渡されたカードの不明な点を面接官に質問し、明らかにしていくというもの。質問すべき項目はカードに記載されているので、それほど難しくはない。 |
| :タスク終了後、さらに会話を続ける。この会話の内容は面接官がその場で決定するようだ。私の場合は、最初の日常会話の中で出てきた仕事の話が中心になった。 |
| :やり取りは全て録音される。 |
受験の手続きがけっこう面倒だったし、受験料が高いのも気になりました(2万円也)。アメリカに留学する際TOEFLのスコアが問題になるのと同様、イギリスに留学する際にはIELTSを受験する必要があるようなので、そういう人はやむを得ず(?)受験するのでしょうが、そうでない人にとっては、なかなかハードルの高いテストだと感じました。少なくとも英検のように気軽には受けられないと思います。
筆記試験に関しては、他の多くの試験とは異なり、マークシート形式をとっていないのが印象的でした。勘に頼ることはできないので、かなり正確にその人の英語能力を見ることができると思います。ただそのぶん、採点に手間がかかり、たくさんの受験者を受け付けることができないのは、デメリットかもしれません。
Writing、speakingに関しては、客観性がやはり気になるところです。どういう採点基準になっているのか詳しくはわかりませんが、よほどそれを明確にしておかないと、受験者の中には結果に納得できない人も出てきてしまうだろう、と思います。特に面接は会話重視なので、受験者によって話題がまったく違ってしまうと考えられます。その辺りの調整をどうしているのでしょうか。
最後に・・・4技能全てをテストしているのだからやむをえないとは思いますが、やはり時間がかかりすぎて多大な労力を要しました。特に面接までの待ち時間が長すぎて、つらいものがありました。
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