『学』という字は、上の両側は「両手で支える形」、上の真ん中は「しっかりと織られた布目」を表し、「しっかり」という意味があります。真ん中に「屋根」があって、その中で「子供が守られ」ています。学ぶという漢字はそもそも、子供がしっかりと守られているという意があったそうです。この書は『学』の古代文字からインスパイアされた書です。我々現代人にとっての「学」を追求していくと、古代人にとって『学』とは何だったのだろうか?という問いにぶつかりました。やはり人類がより幸せを得るための『学』だったと思います。それは決して、お手本になぞらえるだけのものではなく、自分の頭で考え、自分の意思で進んでいくための『学』だと思います。そのためには「苦学」ではなく「楽学」であった方が、より自分の意思で学ぶことが可能になり、よりよい進化を遂げるのではないかと考えたのです。そういう思いをこめて古代文字から創作してみました。-二〇〇四年吉日-武田双雲
武田双雲氏サイト